愛岐トンネル群 登録有形文化財(建造物)指定

2016-07-19

近代化遺産 愛岐トンネル群は2016年7月、文化庁 登録有形文化財(建造物)に指定されました。

愛岐トンネル群は2016年7月、登録有形文化財(建造物)に指定されました。 登録有形文化財は文化財として保護しながら、地域の資産として活かすことのできる文化財登録です。鉄道トンネルとして東海3県(愛知、三重、岐阜)下初の認定であり、東海4県(愛知、三重、岐阜、静岡)下では唯一のレンガ製鉄道トンネルです。春日井市初の登録文化財です。(密蔵院多宝堂は国指定重要文化財であり、多宝堂全体が保護対象であるため、残念ながら触れたり、使用したりすることができません。) 下記の写真は、愛岐トンネル群発見当初(左)現在(右)です。NPO法人愛岐トンネル保存再生委員会の皆様の涙ぐましい努力が垣間見える写真です。

3号トンネル発見当初3号トンネル現在

愛岐トンネル群についておさらい 時は明治33年(1900年)、国鉄中央線名古屋-多治見間が開通しました。愛知県春日井市「高蔵寺」駅と岐阜県多治見市「多治見」駅間は両側を山に囲まれ、中央線、庄内川(玉野川・土岐川)を挟んだおよそ8㎞におよぶ「断崖絶壁」地域に、14か所(1カ所は昭和40年に撤去)トンネルが建造されました。戦後、昭和36年(1961年)、この旧ルートは廃線となり、設置された環境(山間の断崖絶壁)も相まって、平成18年(2006年)に市民の手で発見されるまで、その存在をも忘れられていました。市民による発掘と整備が進む中、明治期の貴重な産業遺産であることが判明。愛知と岐阜の架け橋になる事を願い「愛岐トンネル群」と命名されました。愛知県側1.7㎞区間にある3号から6号トンネル4基は平成21年(2009年)に経済産業省「近代化産業遺産続33」に認定。そして平成28年(2016年)文化庁 登録有形文化財(建造物)に指定されました。

定光寺あじさい01トンネル紅葉赤トンネル紅葉黄

愛岐トンネル群沿いには、隠れた名所が多数存在しています。風光明媚な玉野川渓谷、鉄道建設より昔には、東濃地区からの陶磁器類運搬用に使用されたといわれる玉野街道跡地、庄内川水系では尾張地域唯一の用水路を活用した水力発電所、中部電力 玉野水力発電所、秋の紅葉の時期には、定光寺・定光寺公園(瀬戸市)、玉野川沿い、そして愛岐トンネル群内にも多くの自生もみじが色づき、周辺は赤色に変化します。

玉野用水02玉野用水01玉野街道01玉野街道03

愛岐トンネル群は、春・秋の年2回、「特別公開」開催時のみ入場いただけます。

2016年の秋の特別公開は 
11月26日(土)~12月4日(日)の9日間

サボテンフェア2016移動スーパーマーケット道風くん愛岐トンネル 秋の公開

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